バスマットを選ぶ際に重要な4つのポイントをみていきましょう。
- 洗面所やお風呂場の脱衣所など、置く場所にあわせて「サイズ」を選ぼう
まず基本として、置きたい場所にあったサイズのものを選びましょう。標準的なサイズは45cm×60cm程度ですが、一人暮らしや2人までのご家庭ならそれより小さめのものでも問題ありません。
小さな子供がいる家族の場合は子供と一緒に乗ることもあるため、大きめの50cm×70cm以上もおすすめです。しかし人によって好みは異なるので、自分がもっとも快適だと思えるサイズ感がベストでしょう。
- 踏み心地・吸水力・速乾性・お手入れ方法などが異なる「素材」をチェック
バスマットにおいて重視されやすいポイントとして、吸水力・踏み心地・濡れた箇所を踏んだときに冷たくないかなどがあります。これらは素材によって特徴が異なるため、自分がもっとも重視したいポイントを考えてみてくださいね。
表面がモール状でふんわり独特の感触!吸水力重視なら「マイクロファイバー」
バスマット以外にもキッチン用のふきんや洗車用のタオルなど、とにかく吸水力を求めるシーンにおいて大活躍するのがマイクロファイバー。マイクロファイバーは特殊なモール状の繊維がたくさん敷き詰められており、他の素材よりも吸水する面が多いことが特徴です。
マイクロファイバーのバスマットを踏むと、モコモコとしたやわらかい感触が感じられるだけでなく、特有のモール状繊維が指の隙間にも入り込んでしっかり水分を吸収してくれます。速乾性も高く、前の人が使ってすぐに使っても冷たい感じがほとんどありません。
サラサラの感触で水を吸ってもすぐ乾く!速乾性で選ぶなら「珪藻土」
珪藻土は吸水力よりも速乾性に優れており、吸水力ではマイクロファイバーには勝てません。速乾性に関しては、水分を吸った直後に触ってもサラッとするレベルで、目に見えてぐんぐん乾いていくのがわかります。サラサラな感触が好きな方にはおすすめです。
とはいえ珪藻土の吸水力も非常に優秀。ただし珪藻土は材質が硬いので、マイクロファイバーのように足の指の隙間などの水分は吸収しにくいといえます。
素材によって違う踏み心地!安いものも多く気軽に洗濯しやすい「綿(コットン)・麻(リネン)」
コットンやリネンなどといった布製のバスマットは、素材によって値段や踏み心地が大きく異なります。コットンのバスマットは吸水性がよく、ふんわりとやさしい踏み心地が特徴です。丈夫なこともあり洗濯もしやすいでしょう。
リネンのバスマットはやわらかさはあまり感じられませんが、薄くてナチュラルな雰囲気のものが多く、コットンよりも吸水性が優れています。速乾性も高いため、毎日洗濯したい方にもおすすめ。ただしシワになりやすいため、干す際は手でしっかり伸ばすようにしましょう。
綺麗好きな方ならとくに「お手入れ方法」も気になるポイント
バスマットは水分を吸う役割がメインなので、裏面が湿気でカビやすく、また髪の毛やホコリなどの汚れも気になりますよね。毎日清潔に使いたい方は、洗濯機で丸洗いできるものを選びましょう。速乾性が高いものなら、朝洗って夜には使用できるでしょう。
また雑菌の繁殖が気になるなら、抗菌・防臭加工が施されているものもおすすめです。珪藻土は洗濯できないため、一度汚れるとお手入れが面倒ではありますが、吸水力が落ちたときにやすり掛けをするだけでいいため非常に楽でしょう。
- お風呂上がりなどに滑って転倒しないように、裏面の「滑り止め付き」が安全
軽くてサラッとした素材のバスマットはとくに滑りやすく、気を付けないと転倒事故を起こしてしまう可能性があります。重量のある珪藻土などは滑りにくいですが、どの素材でも念の為に滑り止めがついているかどうかを確認しておきましょう。
もし滑り止めがついていない商品の場合は、100均などで滑り止めを買って下に敷くのもおすすめ。ほかにも滑り止め付きのすのこの上に設置すれば、バスマットの下に湿気がこもりにくくなってカビ防止にもなりますよ。
参考文献:
Eny 2022年11月15日「【2022年11月】バスマットのおすすめ人気ランキング10選 | eny by auPAYマーケット(画像出典:amazon.co.jp)」から抜粋